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論文式試験の心構え(統計学)

こんばんは、薬剤師Kです。

私は選択科目は統計学を選びました。

数ある選択科目の中で、統計学を選んだ理由は2つあります。

・暗記せねばならない内容が少なかったため

・大学在学時、教養科目での履修経験があったため

全ての人に当てはまるわけではないとは思いますが、とにかく暗記量を少なくできますし、統計学はオススメです。

 因みに、各年度の得点率です。

  H28 H29 H30
第7問 19 29.7 27.5
第8問 16.8 29.5 28

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統計学

この科目は暗記することが少ない科目です。学習時には解き方を覚えるのではなく、基礎基本を理解し、少ない労力で問題が解けるようになりましょう。

そして、どんどん記憶する量を削っていくのがベストです。

 

例えば、独立性の検定はx2検定を用いる、という記憶にさしたる意味はなく、何故用いることができるのか、近似で計算を行なっているためどのような制限があるのか等まで踏み込んで考えることができると、暗記する量が減るでしょう。

 

ただ、ここ数年は、単純な統計手法を問われているのではなく、データを効率的に整理する力が求められている気がします。H30は第7問が効率的な処理が求められていました。

ですので、試験中は急ぐ必要があります。管理会計論と似た感覚でしょうか。

 

もしも可能であれば、模試等を予備校で解くこともアリなのかしれません。慌てる経験をすることで、本番でのミスが減るはずです。私は単純なミスで5問落としてしまいました。

 

また、第8問の一部はほとんど誰も解けない問題が出題されますので、どうぞ捨てて下さい。

こうした問題を見分け、一切手をつけないことが決定的に大切です。落ち着いて、確実に点を取りに行って下さいね。

 

以上が統計学の心構えです。

 

統計学は物事をゼロベースで考えられるので、楽しい学問です。私は学んだことを仕事に活かせられるようにブラッシュアップ中です。

楽しみながら学習して下さい。