会計士試験独学受験生のブログ

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固定資産

固定資産で仕事上、論点になったところ及び深く検討した項目を列挙する。なお、徐々に項目を増やしていく。

 

間違いがあれば一報ほしい。



 

 

消費税の計上タイミング

機械などを受け取ったタイミングで以下の仕訳を切るのは、違和感がないと思う。

(機械)   100 / (現預金)110

(仮払消費税)10

 

一方、建設仮勘定の場合はどうか。

 

消費税は、物の引き渡しや役務の提供を受けた日が含まれる課税期間に仕入税額控除を行うことが原則であり、基本的には以下の仕訳が求められる。

請求書①入手時

(建設仮勘定) 50 / (現預金)55

(仮払消費税) 5

請求書②入手時

(建設仮勘定) 50 / (現預金)55

(仮払消費税) 5

振替時

(建物)    100 / (建設仮勘定)100

 

一方、消費税の特例で、振替時にまとめて課税仕入れの処理を行うことも認められる。

(会計システムの関係上、こちらを選ぶ会社が多いとのこと。おそらく会社負担を考え国税庁側が寄り添ったのだと考える)

 

請求書①入手時

(建設仮勘定) 55 / (現預金)55

請求書②入手時

(建設仮勘定) 55 / (現預金)55

振替時

(建物)    100 / (建設仮勘定)110

(仮払消費税) 10

 

参照元は以下のサイト。

www.nta.go.jp

 

以上。