会計士試験独学受験生のブログ

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最近感じること

お久しぶりです。薬剤師のKです。 


公認会計士の試験勉強はいかがでしょうか。試験勉強について伝え切った感はあるのですが、最近思ったことをふらふら書きます。


お勉強の合間に見ていただければ幸いです。

 

 

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公認会計士による会計監査という仕事

かなーりざっくり要約しますが、会社の方が作成した開示資料(有価証券報告書等)を一定のレベルで担保することが監査法人にいる会計士の基本的なお仕事です。

しかし、いきなり開示資料に当たるわけではなく、基本的に開示資料を作る前の元資料が正しいかどうか見ていきます。その検討資料がいわゆる「監査調書」として残るわけです。


終わらした仕事と新しい仕事

これは言わずもがなですが、「早く」「正確に」仕事を終わらせる人が仕事ができると思われるように思います。そりゃどこの組織でも同じですよね。。

ですが、終わらせた仕事と比例して新しい仕事が生まれます。(主査に振られます。)どんどん仕事をすると会計について深く考える機会が増えますので、私もそのような評価を受けるように頑張っています。

 

早く

では、どうすればその2つのファクターを改善できるのかですが、私の肌感覚で言いますと、ある意味仕事に妥協できる人が早いと認識されていると思います。大切なところは丁寧に仕事して、そうでないところはほどほどに。仕事にも重要性を持たせるわけです。真面目な人ほど時間をかけてしまいます。


正確に

ここがこのブログで言いたいことなのですが、私の仕事は丁寧ですねと言われることが良くあります。それは、上司に考えを述べるときに会計基準等を組み合わせて回答している頻度が多いからかなと思います。会計基準の考え方(結論の背景等)に矛盾しないように考えを積み上げていくから、論理的という印象を与えるのかもしれません。

ではなぜ今それを労働時間内でできるかというと、受験生時代に基準を読んでいたからだと思います。つまり独学の皆さんが財務会計論でやっている勉強は、結構無駄になりません。

また、上記でお伝えした開示資料の前の資料を検討している際に、「おやっ」っと違和感を感じる場面が私にはあります。それは会計処理を覚えているというよりも、そういった会計基準の基本的な考え方に矛盾しているような気がするからです。もちろん自分の勘違いのことも大いにあるのですが。。。

私はこの「おやっ」という違和感を、薬剤師の時代からとても大切にしています。それは専門家であっても全ての情報を正確に把握することは不可能に近く、薬剤師はあいまいな自分の記憶に頼っていては不安だったからです。

会計監査も全く同じではないとは思いますが、それでもやはり違和感を感じることは正確に調べ始める前のファーストステップとして大切なのではないでしょうか。

 

このように今現在やっている勉強は無駄になりません。会社法の知識ですら時折使用するくらいです。

 

ですので、モチベーションを保って勉強できることは確実に自分の人生にプラスになります。

 

お互い学習していきましょう。