会計士試験独学受験生のブログ

独学 公認会計士受験生を応援するサイトです。

MENU

論文式試験の心構え(総論)

こんばんは、今日は暖かかったですね。

薬剤師Kです。

 

今回は独学・公認会計士論文式試験の心構えをお伝えしたいと思います。余裕で通過しているわけではないため、参考にならないよ!という方もいらっしゃるかとは思いますが、そんな方はこんな考えもあるのねっていう風に流して頂ければ幸いです。      

 

[もくじ]

 

f:id:b072404:20181202220752j:plain

論文式試験の心構え

捨てるべき問題

論文式試験相対評価の試験です。

理解されているかとは思いますが、すべての問題を解けるようになる必要はありません。

これは意識の問題なのですが、「きれいに全部解いて、得点をもらう」とい感覚ではなくて、「部分部分でも良いから、得点をもぎ取る」という感覚を持ってほしいのです。

本試験でも解けなくて焦る瞬間もあるかとは思います。私も本番でありました。管理会計論が本当に難しくて、「これは点を部分的に取るゲームだ」と認識を変えることで、少しラクになり何問か解けるようになりました。あの極限の感覚は、実際に経験したことのある人でないと分からないと思いますが。

アウトプット 

また、論文式試験は、「実際に解答を書く」という作業を怠らないようにしてもらいたいです。

論文式試験は、マーク式の短答式試験と違い、文章もしくは数字で解答を書く試験です。 

私は今までの人生で、大学入試や就活、卒業論文等において文章を使って考えを伝える、という作業を行なっていたため、まぁ論文式試験でも大丈夫だろうと思っていました。実際、書く練習をしたのは3回目の論文式試験ですからね。

 

でも、少しでもアウトプットする練習は必要だと思います。

 

答練の問題を解く時のことです。

自分の理解や知識では文章を書けるレベルになっているはずなのです。こんな感じで書こうと、書くべき項目をリストして整理した気持ちではいるんです。

ですが、実際に書いてみると意外とスーッと書けない、もしくは、模範解答とは少しニュアンスが違う。

もちろん細かいニュアンスを理解できていなかったこともあるとは思いますが。。。

 

H30の8月の論文式試験受験時には、解答作成は「これを最終的な回答として書くべきだから、最初にAを書いて次にBを書いたら、結論を持ってきやすいな」と考えていたため、合格年度には一種のリズムのような感覚を持っていたのだと思います。パズルを組み立てる、という感覚の方が良いのかもしれません。

 

上記のリズムに慣れるにはアウトプットが必要で、その一つとして予備校の答練が非常に有用だと思います。私は通信でしたが、パズルのピースとしての文を答練から拾い、暗記しました。

実際文章は書きやすくなったし、そのまま記載すれば解答になるなと思う問題もあったため、特に監査論や企業法は暗記すべきでしょう。

 

以上が心に留めておいてほしい注意点です。

お役に立てれば幸いです。

 

まとめ

 

  • 過去問を見て、捨てるべき問題のレベルを明確にしておくこと
  • アウトプットの学習を怠らず、必要な文章は暗記すること